念頭のご挨拶
社会福祉法人 唐池学園 貴志園 友和会 会長
樺 澤 久 雄
あけましておめでとう御座います。
貴志園の皆様、利用者の皆様、友和会(家族会)の皆様、並びにご家族の皆様には、良いお年をお迎えの事と、お慶び申し上げます。
2019 年の元旦も麗に明けました。 お天気にも恵まれ清々しい良い新年で御座 居ました。
我家では、恒例行事として、娘と、近所の鎮守の神様に初詣に行っ てまいりました。
我家が、この地に住み付いた頃は、この鎮守の杜もりには、我家以外の初詣客は、ほとんど見当たらず、たまたまお逢いした
神主様にのんびりと、霊験あらたかな御 社のお話を伺う事が出来たりしたものでございました。
今では、この鎮守の神様も、有名になり、近隣の市町村の方々も参拝に来られる との事で御座います。
三が日には参道に長い行列ができる様になりました。その列の中に、黒い羽織と縦縞の袴を着せられた犬がいました。
犬用の羽織袴 をうまく作ったものだと感心しながら、飼い主の犬に対する深い愛情を痛いほ ど感じました。
・・ 犬もまた羽織袴で初詣 (久雄) ・・
更に、前を見ると、碧眼の若いご夫婦が着物姿の金髪の可愛らしい女の子を連れ て並んでいます。
「初詣も国際的になったなア~」と、外国からの方々が日本 の正月を楽しんでおられるご様子を拝見し、嬉しく思いました。
報道に依れば、旧年12月8日に改正入管法(入出国管理及び難民認定法及び法 務省設置法の一部を改正する法立)が成立し、
同14日に公布されたとの事で御 座います。これに依り、これからは益々、多くの外国の方々が日本に来られるとの事で御座 います。
日本は、益々交際化が進んで行く事で御座いましょう。これらの動きは、当然、貴志園にも影響してくるものと思われます。
これからは貴志園の利用者にも外国の方々が加わり、その結果、友和会(家族会)のメンバーも、国際色豊かになる事が予想されます。
この様に、グローバル化の波は、好むと好まざるとに拘わらず、友和会にも押し 寄せて来る事で御座いましょう。 友和会は、
この新しい仲間を歓迎したいと思 います。 友和会は、これら世界中からの仲間の知恵もお借りし、手を携えて、これからも、
利用者にとって、より良い社会を、より住みやすい環境を作って行くべく、皆で力を合わせて行きたいと思います。
観て良し、聞いてよし、学んで良し(職員研修報告)
生活支援課部長 在宅支援課部長
小 川 陽
「相談センターゆいまーる」は、綾瀬市より障がい児者相談支援センターの業務を受託しました。
10月1日から綾瀬市深谷中に新設された「保健福祉プラザ」内で業務をおこなっています。
この事業は、国の施策では地域における相談支援の中核的な役割を担う「基幹相談支援センター」として位置づけられ、
神奈川県内では綾瀬市が13番目の設置です。
これまで綾瀬市役所で実施してきた市の相談支援事業とこの新たな基幹相談支援センターの事業をあわせて実施することで、
総合的な相談支援機能を発揮するとともに、地域づくりとして当事者、行政、民間との協議の場を運営し支援の連携を促進すること、
地域の相談支援事業者やサービス事業者のための研修や地域への啓発活動によって、
地域生活を支える地域の支援力の強化をすすめていきます。
『グランドールにテレビの取材が!』
日中食品支援課
松 原 英 子
五月下旬、テレビ神奈川の「ネコのひたいほどワイド」という情報番組プロデュサーから連絡があり、
綾瀬でおいしいと評判になっているパン屋があると、視聴者から投書いただいたので是非、取材をしたいと話がありました。
それを聞いた時は、みんなで「えーっ、本当」と驚きと嬉しさの声を上げていました。
取材のときは、綾瀬出身の俳優である石渡真修さんと、一緒に作る名物パンを考えてみてほしいという宿題がでました。
さてさて、宿題をもらったグランドールの面々は案を出し合って考えました。地元の食材を使ったもの、
わたし達も作れるパンがいい、辛味のあるものでパンチを入れてもいいね、など色々なアイデアが出た結果、
作るパンが決まりました。準備を整え、当日を迎え、石渡さんと一緒にみんなで考えたパンを作りました。
完成したパンは、吉岡の高座豚手造りハムのウインナーを、みんなで作ったパン生地でぐるぐると巻き込み、サルサソースを
トッピングして焼いた「プリンスピッグパン」です。撮影中に石渡さんが命名。王子様の石渡真修さんと高座豚を組み合わせて
出来た商品名です。その後は期間限定で販売を行いましたが、とても好評で期間延長になった程でした。撮影中は、利用者も職員も、
いつもと違う雰囲気に緊張していて、放映日は食 堂にみんなで集まりテレビを観ました。テレビに貴志園が放映され、
みんなビックリ大興奮でした。撮影の進行や、商品を考えていく過程では楽しく、貴重な経 験をすることが出来ました。
グランドールを開業して十数年。地元のおいしいパン屋とテレビ局に投書してくださった方、これまでと変わらずにパンを買いに来て
くださるお客さま、少しずつではありますが地域に根付いてきていることが、実感できました。これからも、利用者が笑顔で活躍できる
パン屋と、地域の皆様に愛されるパン屋を目指していきたいと思っています。
平成30年 貴志園 友和会 活動報告
貴志園 友和会
蜂谷 忠
平成29年の貴志園友和会の活動概略を記載いたします。
5月17日
5月19日
8月9日
9月22日
12月13日
1月23日 |
役員会
総 会
役員会
しらさぎ祭
役員会
新年会
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29年度の会計報告書作成・30年度予算案作成
30年度の活動方針について
会計報告並びに予算審議・活動方針について
貴志園より事業報告並びに事業計画について
しらさぎ祭の運営方法について・保護者会アンケートの集計
貴志園・あおぞら会・友和会 共同で盛大に実施
友和会は焼きそばブースを担当
翡翠号の発行・新年会について
独楽寿司にて新年会を実施 |
(注)各月の神施保連定例会への参加は調略させて戴いた。
機関誌名「翡翠(かわせみ)」について
貴志園の東端を南北に貫く「目久尻川」が流れています。
この目久尻川は実に自然豊かな川で四季折々に鳥が歌い、 蝶が舞い、魚が泳ぎます。
ここで自然を求めて憩う人々の眼に一瞬青い光が水面を 走ります。
そうです。それが「かわせみ」です。 辞書を引くと翡は雄で、翠は雌と書かれています。
筆者の眼の前を飛び去った一瞬の翡翠(かわせみ)をみて思わず一句詠ませて戴きました。
・・ 翡翠や青き光の筋一つ ・・
翡翠(かわせみ)は、皆さんご存知の様に綾瀬市の鳥です。
翡翠は、そのまま「ひすい」と読み、「仁・義・礼・智・信」の五徳を備えた宝石として、
持ち主に天の叡智を授け、意識を高め、人徳を与える効果がある宝石として、古来珍重されて来ました。
青く輝く「かわせみ」は、まさに宝石そのものと言えましょう。
この様に、翡翠は洋の東西を問わず、古来より強力な護符や魔除とされ、わが国では縄文時代の翡翠の勾玉(まがたま)が沢山出土
しています。 当友和会の機関誌発行に当り、誠に僭越ではありますが、市の鳥であり五徳を高めるとされる「翡翠」を
機関誌の名前とさせて戴きました。
(友和会 会長 樺澤 久雄)
目久尻川
編集後記
今回の翡翠号では、職員研修、グランドールのテレビ取材、生活介護プログラムの取り組み について報告させて頂きました。貴志園写真館は昨年大変好評を頂きましたので、今年も写 真を沢山掲載させて頂きました。貴志園での様子が少しでも皆様に届いていれば幸いです。 平成31年も良い1年になりますよう、利用者並びに保護者の皆様、関係者の皆様のご多幸をお祈りいたします。
今後とも宜しくお願い致します。
生活支援課 丸森 瑞恵
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